LGの55型有機ELテレビ「OLED55CXPJA(CX)」と「OLED55C1PJB(C1)」は、見た目や基本性能がよく似ています。
結論から言うと、画質やゲーム性能の土台は近く、C1は映像処理・ゲーム設定・操作性が一世代新しいモデルです。
一方でCXも4K/120HzやVRR、Dolby Vision IQなどに対応しているため、状態の良い個体を安く買えるなら今でも十分選択肢になります。
CXとC1で迷ったら、単純な年式ではなく「価格差・個体状態・保証・ゲームや動画配信の使い方」まで含めて選ぶのがポイントです。
CXの価格や在庫状況を確認したい方は、以下からチェックできます。
C1の価格や在庫状況を確認したい方はこちらです。
LG CXとC1の違いを先に結論

CXとC1の最大の違いは、C1で映像エンジンと操作系が一世代新しくなったことです。
ただし、55型有機ELテレビとしての基本性能には共通点が多く、「C1でなければできないこと」ばかりではありません。
| 比較項目 | CX | C1 |
|---|---|---|
| 発売世代 | 2020年 | 2021年 |
| 映像エンジン | α9 Gen3 | α9 Gen4 |
| 4K/120Hz | 対応 | 対応 |
| VRR・ALLM | 対応 | 対応 |
| Dolby Vision IQ | 対応 | 対応 |
| ゲーム設定 | 基本機能あり | ゲームオプティマイザあり |
| 操作環境 | 旧世代 | webOS 6.0世代 |
映画やドラマを見るだけなら、CXでも十分高画質です。
ゲーム設定をよく変更する人や、テレビ単体で動画配信サービスを頻繁に使う人は、C1のほうが使いやすさを感じやすいでしょう。
ポイント
- 価格差が大きく、状態の良いCXならCXも有力
- 価格差が小さいならC1を選びやすい
- ゲーム設定や操作性を重視するならC1
- 中古CXは価格より個体状態と保証を優先
CXとC1の基本スペックを比較

スペックを並べると、CXとC1は違いより共通点の多さが目立ちます。
特に55型では、画面サイズだけでなく本体寸法や重量も非常に近いため、設置条件で大きく差が出るモデルではありません。
| 比較項目 | OLED55CXPJA | OLED55C1PJB |
|---|---|---|
| 画面 | 55V型 4K OLED | 55V型 4K OLED |
| 解像度 | 3840×2160 | 3840×2160 |
| 映像エンジン | α9 Gen3 | α9 Gen4 |
| HDR | Dolby Vision IQ / HDR10 / HLG | Dolby Vision IQ / HDR10 Pro / HLG |
| HDMI | 4系統 | 4系統 |
| eARC | 対応 | 対応 |
| 4K/120Hz | 対応 | 対応 |
| VRR | 対応 | 対応 |
| ALLM | 対応 | 対応 |
| スピーカー出力 | 40W | 40W |
| Dolby Atmos | 対応 | 対応 |
| 外付けHDD録画 | 対応 | 対応 |
| スタンド込み寸法 | 122.8×73.8×25.1cm | 122.8×73.8×25.1cm |
| スタンド込み重量 | 23kg | 23kg |
基本性能はどちらも高い
CXは旧モデルですが、4K/120Hz・VRR・ALLM・eARCに対応しています。
そのため、「古いCXではPS5やXbox Series世代のゲームに向かない」と考える必要はありません。
C1は映像処理と操作性が新しい
C1では映像エンジンがα9 Gen4 AI Processor 4Kへ更新されています。
さらにゲームオプティマイザや新世代のwebOSが加わり、毎日の操作で違いを感じやすくなっています。
画質の違いはどれくらいある?

CXとC1の画質差はありますが、「別物」と感じるほど大きな差ではありません。
C1は新しい映像エンジンによって映像処理が進化していますが、CXも有機ELらしい黒の深さや高いコントラストを楽しめます。
α9 Gen3とα9 Gen4の違い
CXはα9 Gen3、C1はα9 Gen4を搭載しています。
世代が新しいC1では、映像を解析して整える処理が更新されているのがポイントです。
普段のテレビ視聴ではCXでも十分
地デジや映画、ドラマを一般的な視聴距離から見る場合、CXでも十分に高画質です。
横に並べて細かく比較しなければ、映像エンジンの世代差より、映像ソースや部屋の明るさの影響を強く感じることもあります。
「Gen4だから圧倒的に高画質」と考えるより、「C1はCXの高い基本性能を引き継ぎながら、映像処理が一世代新しくなった」と考えると分かりやすいです。
HDRはどちらもDolby Vision IQ対応
CXとC1はどちらもDolby Vision IQに対応しています。
HDRコンテンツを楽しむという目的だけなら、CXだから大きく不利になるわけではありません。
明るい部屋ではCXとC1のどちらが見やすい?

昼間の見やすさは、CXとC1の世代差より部屋の環境に左右されやすいです。
窓の位置や日差し、照明の映り込みが強い部屋では、テレビの型番だけでなく設置場所も確認しましょう。
直射日光と映り込みを確認する
有機ELテレビは黒が深い一方、明るい部屋では画面への映り込みが気になる場合があります。
特にテレビの正面に窓がある部屋では、CXからC1へ変えるだけで問題が解決するとは限りません。
- テレビ正面に大きな窓がないか
- 強い日差しが画面に当たらないか
- 遮光カーテンを使えるか
- 照明が画面へ映り込まないか
昼視聴だけを理由にC1へ上げる必要はない
Dolby Vision IQは両モデルとも対応しています。
明るい部屋だからC1一択と考えるより、カーテンやテレビの配置まで含めて考えたほうが効果的です。
ゲーム性能はC1が使いやすい

ゲームの基本性能はどちらも高いですが、設定の分かりやすさではC1が有利です。
PS5やXbox Series Xなどを接続する場合、CXでも4K/120HzやVRRを活用できます。
CXも4K/120Hz・VRR・ALLMに対応
CXの時点ですでに4K/120Hz・VRR・ALLMへ対応しています。
そのため、C1でなければ高フレームレートのゲームを楽しめないわけではありません。
「CXは古いから120Hzゲームに使えない」という理解は誤りです。ゲーム機側の出力設定やHDMI接続条件も合わせて確認してください。
C1はゲームオプティマイザが便利
C1にはゲームオプティマイザが搭載されています。
ゲーム関連の設定をまとめて確認しやすいため、VRRや画面設定を頻繁に変更する人ほど便利です。
ゲーム設定をあまり触らないならCXでも十分
最初に設定を済ませたあと、ほとんど変更しない人ならCXでも十分使えます。
反対に、ゲームごとに画質や表示設定を調整したい人にはC1が向いています。
C1の価格を確認する場合はこちらです。
webOSとMagic Remoteの違い

毎日の操作性を重視するなら、C1の世代差は画質以上に分かりやすいポイントです。
C1世代ではwebOS 6.0が採用され、ホーム画面やリモコンを含む操作環境が更新されています。
C1はwebOS 6.0世代
C1ではホーム画面の構成が従来世代から変更されています。
YouTubeやNetflix、Amazon Prime Videoなどをテレビ単体でよく使う人は、こうしたUIの違いを感じやすいでしょう。
Magic Remoteも世代が異なる
CXもマジックリモコンに対応していますが、C1世代ではリモコンデザインも刷新されています。
CXにもマジックリモコンはあるため、有無の違いではなく世代による操作環境の違いとして考えましょう。
動画配信サービスを外部のFire TV StickやApple TVなどで見る場合は、テレビ本体のwebOSの違いを感じにくくなります。
録画機能はCXとC1でどう違う?

CXもC1も外付けHDD録画に対応しているため、通常のテレビ録画ならどちらでも利用できます。
ただし、複数HDDを使うような運用では、購入前に対応条件を確認しておくと安心です。
CXもC1も外付けHDD録画に対応
CXはUSBハードディスク録画、C1も外付けHDDを使った録画に対応しています。
レコーダーを別に使わず、テレビ単体で番組を録画したい人にも使えます。
CXはMulti HDDの仕様も確認したい
CXではMulti HDDに関する仕様も用意されています。
複数のHDDを使い分けたい人は、接続台数や利用条件を購入前に確認してください。
中古品では本体の状態だけでなく、使用予定のUSB HDDが対応しているかも確認しておくと安心です。
音質は大きく変わる?

内蔵スピーカーの基本仕様は近く、音質だけでCXとC1を決める必要性は高くありません。
どちらも40Wクラスのスピーカー構成を持ち、Dolby Atmosにも対応しています。
内蔵スピーカーの出力はどちらも40W
CXとC1はともに40Wのスピーカー出力を備えています。
C1では音声処理も更新されていますが、「C1に変えれば内蔵スピーカーが別物になる」と考えるほどの差ではありません。
サウンドバーを使うならeARCが重要
CXとC1はどちらもeARCに対応しています。
サウンドバーやAVアンプを使用する人は、本体スピーカーの差よりHDMIの配線方法を先に考えたほうが実用的です。
サイズ・重量・設置性を比較

55型CXとC1はスタンド込みの寸法と重量がほぼ同じため、設置スペースの差はほとんどありません。
テレビ台への設置なら、モデル差より本体幅とスタンド部分の収まりを確認しましょう。
| 比較項目 | CX | C1 |
|---|---|---|
| 幅 | 122.8cm | 122.8cm |
| 高さ | 73.8cm | 73.8cm |
| 奥行 | 25.1cm | 25.1cm |
| 重量 | 23kg | 23kg |
中古品ではスタンドの有無を確認する
本体寸法が同じでも、中古品ではスタンドが欠品している場合があります。
テレビ台へ置く予定なら、スタンドと取り付け部品がそろっているか必ず確認してください。
壁掛けでは配線スペースも重要
壁掛けを予定しているなら、本体の薄さだけでなくHDMIや電源ケーブルの取り回しも確認しましょう。
ゲーム機やサウンドバーを複数接続する場合は、設置後にケーブルを交換できる余裕も必要です。
焼き付きリスクはCXとC1で違う?

C1が新しいから焼き付きの心配がなくなるわけではありません。
CXもC1も有機ELテレビなので、固定表示を長時間続ける使い方では注意が必要です。
C1だからOLED evoとは限らない
2021年モデルではOLED evoが話題になりましたが、C1を単純に「すべてOLED evo」と考えないようにしましょう。
シリーズ名やパネル世代だけで焼き付きリスクを判断するのは避けるべきです。
焼き付きは使い方の影響が大きい
特に気をつけたいのは、同じ固定表示を長時間続ける使い方です。
- ニュース番組の固定ロゴを長時間表示する
- 同じゲームの固定HUDを長時間表示する
- 静止画を高輝度のまま放置する
- 展示品など長時間点灯された個体を購入する
中古CXは展示歴を確認する
CXは2020年世代のため、現在購入する場合は中古品や展示処分品が中心になる可能性があります。
価格の安さだけでなく、その個体がどのように使われてきたかを確認することが重要です。
注意ポイント
- 展示利用歴の有無
- 画面に焼き付きや色ムラがないか
- 使用時間を確認できるか
- 保証が残っているか
中古・型落ちを買うときの確認ポイント

CXとC1を現在購入するなら、型番の差より個体状態と保証条件のほうが重要になる場合があります。
特にCXは旧モデルなので、表示価格だけで判断しないようにしましょう。
チェックリスト
- 展示品・中古品・未使用品のどれか
- 画面に焼き付きや色ムラがないか
- メーカー保証や販売店保証が残っているか
- 返品・初期不良対応があるか
- マジックリモコンが付属しているか
- スタンド・ネジなどの付属品がそろっているか
価格差だけでCXを選ばない
たとえばCXが1万円ほど安くても、保証なし・展示歴あり・付属品欠品なら、購入後に追加費用やリスクが発生します。
本体価格+状態+保証+付属品をセットで比較しましょう。
保証条件は特に重要
旧モデルは故障時に同型新品へ交換できるとは限りません。
価格差が小さい場合は、少し高くても保証条件が良い個体のほうが安心して長く使えます。
CXの販売条件を確認したい方はこちらです。
CXがおすすめな人

CXは、良い状態の個体を安く手に入れられる人に向いています。
旧モデルですが、4K/120HzやVRRなど基本性能が高いため、価格条件が良ければコストパフォーマンスは魅力的です。
- できるだけ安く55型有機ELを買いたい
- 映画やドラマ中心に見る
- ゲーム設定を頻繁に変更しない
- webOSの新しさを重視しない
- 状態と保証の良いCXを見つけられた
「旧型だから安いCX」ではなく、「条件の良いCXを安く買う」という考え方が重要です。
C1がおすすめな人

C1は、ゲーム設定や操作性まで含めて使いやすさを重視する人に向いています。
CXとの価格差が小さい場合は、一世代新しいC1を選ぶメリットが大きくなります。
- PS5やXboxをよく使う
- ゲーム設定を頻繁に変更する
- 動画配信サービスをテレビ単体でよく見る
- 新しいwebOSの操作環境を使いたい
- CXとの価格差が小さい
特にα9 Gen4・ゲームオプティマイザ・webOS 6.0世代は、C1を選ぶ理由になりやすい部分です。
C1の価格や在庫を確認する場合はこちらです。
CXとC1は結局どっちを選ぶ?

価格差が大きく状態の良いCXならCX、価格差が小さく操作性まで重視するならC1という選び方が分かりやすいです。
単純な新旧モデル比較ではなく、自分の使い方と販売条件を合わせて判断しましょう。
| 重視すること | 向いているモデル | 理由 |
|---|---|---|
| 購入価格 | CX | 良個体ならコスパが高い |
| 基本画質 | どちらも可 | ともに高水準 |
| ゲーム設定 | C1 | 操作しやすい |
| 動画配信の操作 | C1 | webOSが新しい |
| 映画・ドラマ中心 | どちらも可 | CXでも十分高画質 |
| 中古購入 | 状態優先 | 保証・使用歴が重要 |
迷ったら、最後に「CXとC1の差額を払ってでも、ゲームオプティマイザや新しい操作環境が欲しいか」を考えてみてください。不要なら条件の良いCXも十分候補になります。
まとめ
LGのOLED55CXPJA(CX)とOLED55C1PJB(C1)は、どちらも基本性能の高い55型有機ELテレビです。
C1は映像エンジン・ゲーム設定・webOSが一世代新しく、CXは条件の良い個体を安く買える場合に魅力があります。
- CXはα9 Gen3、C1はα9 Gen4
- 4K/120Hz・VRR・ALLMは両モデルで利用可能
- C1はゲームオプティマイザが便利
- C1はwebOS 6.0世代で操作環境が新しい
- 画質だけならCXでも十分高水準
- 中古CXは状態・保証・付属品を必ず確認する
価格だけで決めるのではなく、使い方・個体状態・保証条件まで含めて比較すると、自分に合う1台を選びやすくなります。
CXを検討している方は、現在の価格と販売条件を確認してみてください。
C1を検討している方は、CXとの実際の価格差を見ながら判断すると選びやすくなります。