東芝の石窯ドーム「ER-D5000C」と「ER-D5000B」。見た目も基本性能も似ているので、どちらを選べばよいか迷いますよね。
結論からいうと、冷凍食品のあたためや解凍をよく使うならER-D5000C、オーブン料理が中心で購入費用を抑えたいならER-D5000Bがおすすめです。
この記事では、機能の違いから共通点、購入前に確認したいことまで、順番にわかりやすく比較します。
ER-D5000CとER-D5000Bの違いを一覧で比較
大きな違いは、毎日使うレンジ機能と自動調理です。パンやお菓子を焼くための基本的なオーブン性能は、どちらも充実しています。
| 比較項目 | ER-D5000C | ER-D5000B |
|---|---|---|
| 位置づけ | 新型 | 旧型・生産終了品 |
| 低出力レンジ | 100W・200Wを連続運転 | 100W相当・200W相当 |
| 解凍 | すごうま解凍に対応 | スチーム全解凍に対応 |
| お急ぎモード | あり | なし |
| 石窯おまかせ焼きの2段同時調理 | 対応 | 非対応 |
| 総レシピ数 | 324 | 304 |
| 外形寸法 | 幅498×奥行399×高さ399mm | 幅498×奥行399×高さ396mm |
| 本体質量 | 約23kg | 約21kg |
「オーブンも2段で使いたいから新型が必要」とは限りません。通常の熱風オーブンによる2段調理は、両モデルで使えます。新型だけが対応するのは、食材を並べて自動で調理する「石窯おまかせ焼き」の2段同時調理です。
ER-D5000CとER-D5000Bの違いを詳しく比較
ER-D5000Cでは、あたためや解凍など、日々の食事づくりに関わる機能が増えています。使う場面を思い浮かべながら見ると、価格差を払う価値があるか判断しやすくなります。
低出力レンジ|新型は100W・200Wを連続運転できる
ER-D5000Cは、100W・200Wで連続加熱できる「シームレスインバーター」を搭載しています。ER-D5000Bの低出力は「100W相当・200W相当」です。
新型は弱い出力で加熱を続けられるため、東芝は加熱ムラを抑えやすいと案内しています。ただし、仕上がりは食品の種類や量、置き方によっても変わります。
冷凍食品あたため・できたて食感|新型で使える機能が増えた
ER-D5000Cには、市販の冷凍食品を自動であたためる機能と、「できたて食感」が追加されています。冷凍食品をよく利用する方や、冷めた食品をおいしく温め直したい方には、気になる違いです。
毎日のあたためが使いやすくなるかを基準に考えると、オーブンの最高温度だけで比べるより選びやすくなります。
解凍|新型は「すごうま解凍」に対応
ER-D5000Cには「すごうま解凍」が搭載されています。ER-D5000Bには「スチーム全解凍」があり、旧型でも解凍機能そのものは使えます。
お肉や魚を冷凍保存することが多いなら、解凍の使い勝手は重視したいポイントです。旧型では解凍できない、という違いではありません。
🍽️ 冷凍食品のあたためや解凍をよく使う方へ
ER-D5000Cは、毎日のあたために使える機能が増えています。冷凍食品や冷凍保存した食材をよく使うなら、現在の価格を確認してみてください。
お急ぎモード|温める時間を短くしたいなら新型
ER-D5000Cには、手動レンジで使える「お急ぎモード」があります。ER-D5000Bには搭載されていません。
朝食の準備や帰宅後の食事など、温め直しをよくする方にはうれしい機能です。一方、オーブン調理が中心なら、優先度はそれほど高くないでしょう。
石窯おまかせ焼き|新型は2段の自動調理に対応
ER-D5000Cは、石窯おまかせ焼きで2段同時調理ができます。食材を並べて、まとめて自動調理したい方に向いています。
ER-D5000Bにも石窯おまかせ焼きはあります。また、パンやお菓子を焼く熱風オーブンの2段調理は両モデルに対応しています。「自動調理の2段」と「通常のオーブンの2段」は分けて考えましょう。
レシピ数・自動メニュー数|使いたい料理があるかを確認
総レシピ数はER-D5000Cが324、ER-D5000Bが304です。自動メニュー数は、東芝の機能一覧ではそれぞれ136、126と記載されています。
ただし、ER-D5000Cの東芝公式「概要」ページには自動メニュー数が126と表示されており、公式ページ間で記載が一致していません。購入時にメニュー数を重視する場合は、取扱説明書の料理集でも確認してください。数の多さだけでなく、実際に作りたい料理があるかが大切です。
サイズ・重さ・カラー|置き場所と好みもチェック
幅と奥行は同じですが、ER-D5000Cは高さが3mm高く、重さも約2kg増えています。設置時に必要な上方の空間は、新型が9cm以上、旧型が10cm以上です。
カラーはER-D5000Cがブラック・ルナホワイト、ER-D5000Bがグランブラック・グランホワイトです。見た目で選びたい方は、商品写真で色味も確認しておくと安心です。
ER-D5000CとER-D5000Bに共通する機能
新型には便利な機能が増えていますが、旧型のオーブン性能が大きく劣るわけではありません。パンやお菓子づくりが目的なら、共通点も確認しておきましょう。
30L・最高350℃の熱風2段オーブン
どちらも庫内容量は30Lで、最高350℃の石窯ドームオーブンを搭載しています。熱風による2段調理にも対応しています。
ただし、350℃で運転できるのは約5分間で、その後は自動的に230℃へ切り替わります。「調理中ずっと350℃を保てる」という意味ではありません。
🍞 パンやお菓子づくりを中心に使う方へ
ER-D5000Bも、30L・最高350℃の熱風2段オーブンに対応しています。新型の追加機能をあまり使わないなら、送料や保証を含めた価格を比べてみてください。
センサー・トースト・お手入れ機能も確認
両モデルとも「ファインeyeセンサー」を搭載しています。公式の機能一覧に掲載された6枚切り食パン2枚のトースト時間は、どちらも約5分30秒で、途中で裏返しが必要です。
庫内の「とれちゃうコート」や、お手入れコースも共通しています。付属品も、深皿1枚、角皿2枚、焼網などが掲載されています。
年間消費電力量はどちらも同じ
メーカーが掲載する年間消費電力量は、両モデルとも72.0kWh/年です。この数値からは、新旧で電気代に大きな差があるとは判断できません。
実際の電気代は、使用回数や調理内容、契約している電気料金によって変わります。
ER-D5000CとER-D5000Bはどっちがおすすめ?
選ぶときは、「新しい機能を毎日のように使うか」と「購入時の価格差」を一緒に考えるのがおすすめです。
ER-D5000Cがおすすめな人
- 冷凍食品のあたためや解凍をよく使う人
- 手動レンジのお急ぎモードを使いたい人
- 石窯おまかせ焼きの2段同時調理を使いたい人
- 旧型との価格差が小さい人
オーブン料理だけでなく、毎日の温め直しも便利にしたい方に向いています。
ER-D5000Bがおすすめな人
- パン・ピザ・お菓子づくりが中心の人
- 30L・最高350℃のオーブン性能を重視する人
- 新型で追加された自動機能をあまり使わない人
- 旧型を十分安く購入できる人
必要な機能がそろっていて価格を抑えられるなら、ER-D5000Bも十分候補になります。
価格差はいくらなら新型を選ぶべき?
一律に「何円差なら新型がお得」とは決められません。販売価格は変わるため、購入する日の本体価格・送料・ポイント・保証を含めた実質価格で比べましょう。
差額を見たうえで、冷凍食品あたためや解凍、2段のおまかせ焼きを普段から使いそうなら新型を検討します。使わない機能が多く、旧型が大きく安ければ、ER-D5000Bを選びやすいでしょう。
購入前に確認したいこと
機能が気に入っても、置き場所や購入条件が合わなければ困ってしまいます。注文前に、次の2点を確認してください。
設置場所の寸法と上方スペース
本体の幅・奥行・高さだけでなく、周囲に必要な空間も確認しましょう。上方はER-D5000Cが9cm以上、ER-D5000Bが10cm以上必要です。
公式仕様では、熱に弱い壁や家具などが近い場合は、記載寸法より広く空間を取るよう案内されています。購入前に設置予定の場所を測っておくと安心です。
旧型の在庫・送料・保証
ER-D5000Bは、東芝の公式ページで生産終了品として案内されています。旧型を選ぶ際は、価格だけでなく、在庫の有無や販売店の保証内容も確認しましょう。
ER-D5000CとER-D5000Bのよくある質問
最後に、特に間違えやすい点を簡単に整理します。
ER-D5000Bでもパンやお菓子を2段で焼ける?
はい。ER-D5000Bも熱風オーブンの2段調理に対応しています。新型だけの機能は、石窯おまかせ焼きによる2段の自動調理です。
最高350℃でずっと焼ける?
いいえ。両モデルとも350℃での運転は約5分間で、その後は自動的に230℃へ切り替わります。
生産終了品のER-D5000Bを選んでもよい?
必要な機能がそろい、価格や購入条件に納得できるなら候補になります。注文前に、販売店の在庫、商品状態、送料、保証内容を確認してください。
まとめ|ER-D5000CとER-D5000Bの選び方
あたため・解凍・自動調理の使いやすさを重視するならER-D5000C、オーブンの基本性能を重視して費用を抑えたいならER-D5000Bが選びやすい組み合わせです。
どちらも30L・最高350℃の熱風2段オーブンを備えています。最後は、追加機能を使う頻度と、購入時点の実質価格を比べて選んでください。