先にお伝えすると、主な違いは発売年と、加湿中の運転音に関する案内です。タンク容量や加湿能力などの基本仕様は共通しています。
この記事の結論
新しいモデルや加湿中の音の目安を重視するならEE-DG35、基本仕様が共通するモデルを価格や在庫で選びたいならEE-DF35も比較候補です。旧モデルのほうが大きな音で運転する、と公式情報だけから決めつけることはできません。
この記事では、メーカーが公開している仕様をもとに、違いと共通点、電気代の計算例、置き場所や選び方をやさしく整理します。
EE-DG35とEE-DF35の違いを一覧で比較

まずは、2機種の主な仕様を一覧で確認しましょう。
| 比較項目 | EE-DG35 | EE-DF35 |
|---|---|---|
| 発売年 | 2026年 | 2025年 |
| 加湿中の運転音 | 約30dBと案内 | 同じ条件で比べられる数値は確認しにくい |
| タンク容量 | 3.0L | 3.0L |
| 定格加湿能力 | 350mL/h | 350mL/h |
| 適用床面積の目安 | 木造和室~6畳/プレハブ洋室~10畳 | 木造和室~6畳/プレハブ洋室~10畳 |
| 連続加湿時間 | 強 約8時間/中 約16時間/弱 約32時間 | 強 約8時間/中 約16時間/弱 約32時間 |
| 加湿時の消費電力 | 305W | 305W |
| 本体寸法・質量 | 約24×27.5×32.5cm・約2.7kg | 約24×27.5×32.5cm・約2.7kg |
部屋の広さや加湿量を基準にする場合は、どちらも同じ仕様です。選ぶときは、静音性の目安を確認したいか、購入時の価格や在庫を重視するかを考えると整理しやすくなります。
EE-DG35とEE-DF35の主な違いは発売年と静音性の案内

EE-DG35は2026年、EE-DF35は2025年発売
象印の製品情報では、EE-DG35は2026年発売、EE-DF35は2025年発売と案内されています。EE-DG35はEE-DF35より新しいモデルです。
ただし、発売年が新しいからといって、使い方や基本性能が大きく変わるとは限りません。今回の2機種も、容量・加湿能力・対応畳数などは共通しています。
EE-DG35は加湿中約30dBと案内されている
EE-DG35の製品ページでは、加湿中の運転音が約30dBと案内されています。運転音の目安を見てから選びたい方には、比較材料のひとつになります。
一方、EE-DF35の製品ページでは、EE-DG35と同じ条件で比較できる加湿中の数値を確認しにくいため、数値の記載がないことだけで、EE-DF35のほうがうるさいとは判断できません。音に敏感な方は、販売店の商品説明や取扱説明書もあわせて確認してみてください。
ここがポイント
約30dBはEE-DG35の加湿中の目安です。湯沸かし時や再沸とう時の音とは別なので、使う場面に合わせて確認しましょう。
基本性能と便利な機能はどちらも共通

3.0Lタンクと350mL/hの加湿能力
EE-DG35とEE-DF35は、どちらもタンク容量が3.0L、定格加湿能力が350mL/hです。対応床面積の目安も、木造和室で約6畳、プレハブ洋室で約10畳と共通しています。
適用床面積は目安です。部屋の構造や壁・床の材質、暖房器具などによって実際の加湿状況は変わるため、設置する部屋の条件も考えて選びましょう。
連続加湿時間は強約8時間・中約16時間・弱約32時間
連続加湿時間も両モデルで共通です。メーカーの案内では、強で約8時間、中で約16時間、弱で約32時間が目安です。時間は室温20℃・満水時などの条件で測定された値なので、実際の使用時間は環境や運転状況によって変わります。
自動加湿・湿度モニター・タイマーを搭載
自動加湿は「しっかり」「標準」「ひかえめ」の3段階から選べます。湿度モニターでは、部屋の状態を「低湿」「適湿」「高湿」のランプで確認できます。
入タイマーは4・6・8時間、切タイマーは1・2・4時間です。使いたい時間帯に合わせて設定できます。
フィルター不要で、クエン酸洗浄モードも共通
どちらも交換用フィルターを使わないタイプです。フィルター交換の手間はありませんが、容器内のお手入れは必要です。クエン酸洗浄などは、製品ごとの取扱説明書に沿って行いましょう。
安全機能があっても設置場所には配慮を
両モデルにはチャイルドロック、ふた開閉ロック、転倒湯もれ防止構造などが備わっています。ただし、転倒湯もれ防止構造は湯もれを最小限に抑えるためのもので、完全に防ぐものではありません。
運転中や停止直後は、蒸気口や本体内部のお湯に触れないよう注意してください。安定した場所に置き、蒸気口をふさがないなど、設置と使用の注意は取扱説明書で確認しましょう。
EE-DG35とEE-DF35の電気代を計算

両モデルの加湿時消費電力は305Wです。電気代は、消費電力に使用時間と電気料金単価を掛けて概算できます。
電気代の目安 = 消費電力(kW)× 使用時間(時間)× 電気料金単価(円/kWh)
たとえば、加湿時305Wで1日8時間、30日使用し、電気料金単価を31円/kWhと仮定した単純計算では、約2,269円です。
0.305kW × 8時間 × 30日 × 31円/kWh = 約2,269円
これは加湿時の消費電力を一定として計算した目安です。湯沸かし立ち上げ時の消費電力は985Wで、運転状況や使用時間、契約中の料金単価によって実際の電気代は変わります。ご家庭の電気料金単価に置き換えて計算してください。
電気代を比較する場合、加湿時の消費電力は両モデルとも同じなので、使用時間や運転モードの違いも含めて考えるとよいでしょう。
寝室で使うなら運転音と湯沸かし音を確認

寝室や仕事部屋など、静かな時間に使う予定がある場合は、加湿中の運転音だけでなく、湯沸かし時の音も確認しておきたいところです。
両モデルには、湯沸かし音を小さくする「湯沸かし音セーブモード」があります。象印によると、このモードでは水の温度をゆっくり上げるため、満水時の湯沸かし時間が約10分長くなる場合があります。音の低減効果は使用状況などによって異なります。
初めて使うときは、就寝直前ではなく日中に音の感じ方を確かめておくと安心です。ベッドや机との距離、部屋の広さ、周囲の生活音によっても印象は変わります。
なお、約30dBはEE-DG35の加湿中の案内値です。湯沸かし音セーブモードを使ったときの音とは場面が異なるため、数字だけで静かさを比べず、使う時間帯も踏まえて検討しましょう。
EE-DG35がおすすめの人

- 新しいモデルを選びたい
- 加湿中の運転音の目安を確認してから選びたい
- 寝室や仕事部屋など、静かな時間帯に使う予定がある
- EE-DF35との価格差が小さく、新型を選ぶメリットを感じる
EE-DG35は、加湿中約30dBという案内がある点が特徴です。価格や在庫も確認し、運転音の情報を判断材料にしたい方は候補にしやすいでしょう。
🌙 静音性の目安を重視したい方に
加湿中の運転音が約30dBと案内されている新しいモデルです。寝室や仕事部屋で使う予定があり、音の目安を確認して選びたい方は、EE-DG35の仕様や販売価格をチェックしてみてください。
EE-DF35がおすすめの人

- 型番の新しさに強くこだわらない
- 容量や加湿能力など、共通する基本仕様を重視したい
- 購入時の価格や在庫状況を見比べて選びたい
- 販売元・保証・商品の状態を確認して納得して購入したい
EE-DF35は前年モデルですが、基本仕様はEE-DG35と共通しています。価格差がある場合は、送料やポイント還元も含めた購入総額を比べてみましょう。型落ち品の価格や在庫は販売店・時期によって変わるため、購入前に最新の販売条件をご確認ください。
🌿 基本性能と購入価格を比べたい方に
EE-DG35と共通する基本仕様を備えた前年モデルです。価格や在庫、保証などの条件を見比べて選びたい方は、EE-DF35の販売状況も確認してみてください。
購入前に確認したい設置場所と販売条件

本体寸法とふたを開けるスペース
本体は幅約24cm、奥行約27.5cm、高さ約32.5cmです。設置する場所に収まるかだけでなく、給水やお手入れのためにふたを開けるスペースも確認しましょう。製品の周囲に必要な空間や置き場所の条件は、取扱説明書を優先してください。
蒸気口の周囲と電源コード
蒸気が家具や壁、電気製品に直接当たりにくい場所を選び、コードにつまずいたり、本体が不安定になったりしないように整えます。子どもやペットが触れやすい場所を避けるなど、ご家庭の環境に合わせて設置してください。
価格・カラー・保証・在庫
購入先によって価格やカラー、在庫、発送時期が異なることがあります。型落ち品を検討するときは、新品かどうか、付属品、保証や返品条件、送料を含む合計金額を確認しましょう。
EE-DG35とEE-DF35のよくある質問
加湿能力や対応畳数に違いはありますか?
メーカーの仕様では、どちらもタンク容量3.0L、定格加湿能力350mL/hです。適用床面積の目安も木造和室約6畳、プレハブ洋室約10畳で共通しています。
EE-DF35のほうが音は大きいですか?
EE-DG35には加湿中約30dBの案内がありますが、EE-DF35について同じ条件で比べられる数値は確認しにくいです。そのため、公開情報だけでEE-DF35のほうが大きな音だとは言い切れません。
電気代はどちらが安いですか?
加湿時の消費電力はどちらも305Wです。実際の電気代は、運転時間やモード、電気料金単価などで変わります。上の計算例をご家庭の料金単価に置き換えて目安を確認してください。
フィルター交換は必要ですか?
どちらも交換用フィルターを使わない仕様です。ただし、容器内のお手入れやクエン酸洗浄は必要です。方法や頻度は取扱説明書の案内に従ってください。
型落ちモデルを選ぶときは何を確認すればよいですか?
本体価格だけでなく、販売元、商品の状態、付属品、保証、返品条件、送料を確認しましょう。新型との価格差と、静音性の案内をどのくらい重視するかを比べて決めると選びやすくなります。
まとめ|静音性の目安と購入条件を比べて選ぼう

EE-DG35とEE-DF35の主な違いは、発売年と加湿中の運転音に関する案内です。EE-DG35は2026年発売で、加湿中約30dBと案内されています。EE-DF35は2025年発売です。
容量3.0L、加湿能力350mL/h、対応畳数、連続加湿時間、加湿時の消費電力などの基本仕様は共通しています。価格差が小さく新しさや運転音の目安を重視するならEE-DG35、購入価格や在庫条件を重視するならEE-DF35も含めて比較するとよいでしょう。
使う部屋、運転する時間帯、設置場所、購入時の価格を確認して、ご自身の暮らしに合うモデルを選んでくださいね。
メーカー公式情報
仕様確認日:2026年10月10日。仕様や販売状況は変更される場合があります。購入前にメーカー公式情報と販売ページをご確認ください。