finalの完全ワイヤレスイヤホンの中でも、特に音質重視のモデルとして知られているのが、ZE8000 MK2とZE8000です。
どちらも「8K SOUND」というコンセプトを掲げ、ワイヤレスでありながら音の細かな表現まで描き出すことを目指したフラッグシップモデルです。Bluetooth 5.2やaptX Adaptive対応、防水等級IPX4、専用アプリ「final CONNECT」への対応など、基本的な使い勝手はとてもよく似ています。
そのため、購入を検討している方の中には、「MK2と旧モデルで何が違うの?」「価格差ほどの差はある?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ZE8000 MK2とZE8000の違いを4つのポイントに絞って、初心者の方にも分かりやすく解説します。最後には、それぞれどんな人に向いているかもまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
目次
結論|ZE8000 MK2とZE8000の違いはこの4点

まず結論からお伝えすると、ZE8000 MK2とZE8000の主な違いは次の4つです。
- ノイズコントロールと遮音性能:ZE8000 MK2は遮音性が向上し、ノイズコントロールOFFも選べます。
- イヤーピースの構造と装着感:ZE8000 MK2はシールドフィン付きで、安定感と密着感を重視しています。
- 8K SOUNDのチューニングと最大音量:ZE8000 MK2はSN比が向上し、最大音量も約5dB高く設定されています。
- カラーバリエーション:ZE8000 MK2はブラックのみ、ZE8000はブラックとホワイトから選べます。
音の細かさや遮音性をより重視するならZE8000 MK2、カラーの選択肢や価格を重視するならZE8000 というのが、大まかな選び方になります。
このあと、それぞれの違いについて、なぜ差が出るのか、実際の使い方ではどう感じやすいのかを、順番に詳しく見ていきましょう。
ZE8000 MK2とZE8000はどんな人に向いたイヤホン?

ZE8000 MK2とZE8000は、どちらも音質を重視した完全ワイヤレスイヤホンですが、向いている人のタイプには少し違いがあります。
まず共通して言えるのは、「ワイヤレスでも音の細かさを妥協したくない方」に向いたモデルだという点です。低音だけを強調した派手な音ではなく、楽器や声のニュアンスまで丁寧に表現する設計なので、じっくり音楽を楽しみたい方に合います。
ZE8000 MK2が向いている人
- 電車や街中など、騒がしい場所で使うことが多い
- 音量を上げすぎずに、細かな音まで聴き取りたい
- ノイズキャンセリングや外音取り込みを場面ごとに細かく切り替えたい
- 歩きながらでも外れにくい、安定した装着感を重視したい
ZE8000 MK2は遮音性やノイズコントロールの自由度が高く、小さな音量でも情報量を保ちやすい設計です。「静かさ」と「音の見通しの良さ」を重視する方には、特に満足度が高いモデルと言えるでしょう。
ZE8000が向いている人
- 主に室内や静かな環境で音楽を聴くことが多い
- ブラックだけでなく、ホワイトも含めて色を選びたい
- 初代8K SOUNDの音作りを、できるだけ価格を抑えて楽しみたい
- ノイズキャンセリングはほどほどで十分
ZE8000は、MK2ほどの遮音性能はありませんが、音のバランスや解像感は今でも高水準です。静かな場所でじっくり音楽を楽しむ使い方であれば、価格とのバランスを考えても魅力的な選択肢です。
このように、どちらが優れているかというよりも、「どんな環境で、どう使いたいか」によって向き・不向きが分かれます。次のセクションでは、両モデルの基本的な仕様や立ち位置について整理していきます。
ZE8000 MK2とZE8000の基本情報

ZE8000 MK2とZE8000は、どちらもfinalが展開する音質重視のフラッグシップ完全ワイヤレスイヤホンです。まずは、2つのモデルの立ち位置や、共通している基本仕様を整理しておきましょう。
発売日とモデルの位置づけ
ZE8000は2022年12月に発売された初代モデルで、「8K SOUND」というコンセプトを初めて完全ワイヤレスに落とし込んだ意欲作です。一方、ZE8000 MK2は2023年11月に登場した後継モデルで、初代の方向性を引き継ぎながら、遮音性や音の細かさを中心に改良が加えられています。
そのため、ZE8000 MK2は完成度を高めた改良モデル、ZE8000はコンセプトをシンプルに楽しめる初代モデルという位置づけになります。
共通する基本仕様
世代は異なりますが、日常的な使い勝手に関わる基本仕様は、2機種でほとんど共通しています。
- Bluetooth 5.2対応
- SBC / AAC / aptX / aptX Adaptive対応
- アクティブノイズキャンセリング搭載
- 防水等級 IPX4(汗や小雨に対応)
- 専用アプリ「final CONNECT」対応
- マルチポイント接続対応
スマートフォンとの接続安定性や、アプリによる音質調整、普段使いでの安心感といった点では、どちらを選んでも大きな差はありません。最新モデルだからといって、操作性や対応機能が大きく変わるわけではない点は安心材料です。
バッテリーと防水性能
バッテリー性能も共通しており、イヤホン単体で最大約5時間、充電ケース込みで最大約15時間の再生が可能です。通勤・通学や外出時の使用であれば、1日分としては十分なスタミナがあります。
また、IPX4の防水性能により、汗や急な雨でも使いやすく、季節を問わず持ち歩きやすい点も共通した魅力です。
このように、ZE8000 MK2とZE8000は基本性能や使い勝手はほぼ同じで、違いは主に「音の作り込み」や「遮音性」「装着感」といった部分に集中しています。次のセクションでは、最初の違いであるノイズコントロールと遮音性能について詳しく見ていきましょう。
違い① ノイズコントロールと遮音性能

ZE8000 MK2とZE8000の違いとして、まず分かりやすいのがノイズコントロールと遮音性能です。どちらもアクティブノイズキャンセリングを搭載していますが、その効き方や使い分けの自由度に差があります。
ZE8000 MK2のノイズコントロールの特徴
ZE8000 MK2では、ノイズキャンセリングのアルゴリズムや内部構造が見直されており、初代モデルと比べて遮音性能が向上しています。電車やバスの走行音、街中の低音ノイズがより小さく感じられ、静かな音量でも音楽に集中しやすい設計です。
さらにZE8000 MK2の大きな特徴として、専用アプリ「final CONNECT」からノイズコントロールOFFを選べます。これは、ノイズキャンセリングも外音取り込みも行わない状態で、音への処理を最小限に抑えた聴き方です。
音場の変化が苦手な方や、静かな室内でできるだけ素の音に近い状態で聴きたい方 にとって、このOFFモードは使いやすい選択肢になります。
ZE8000のノイズコントロールの特徴
ZE8000も、ノイズキャンセリングを含む4つのノイズコントロールモードを搭載しています。
- ノイズキャンセリングモード:周囲の騒音を抑える
- ウインドカットモード:風切り音を軽減する
- ながら聴きモード:周囲の音を適度に取り込む
- ボイススルーモード:人の声を聞き取りやすくする
日常的な騒音を抑えるには十分な性能で、通勤やカフェでの使用でも快適に音楽を楽しめます。ただし、遮音性能の強さや細かな制御という点では、ZE8000 MK2に比べるとやや控えめです。
どんな使い方に向いているか
電車や飛行機など、周囲がかなり騒がしい環境で使うことが多い方や、ノイズコントロールを細かく切り替えたい方には、ZE8000 MK2の方が安心感があります。
一方で、静かな室内が中心で、ノイズキャンセリングの強さにそこまでこだわらない方であれば、ZE8000でも十分に快適です。使う場所や重視するポイントによって、満足度が分かれやすい部分と言えるでしょう。
次のセクションでは、装着感や安定性に関わるイヤーピースの構造の違いについて詳しく見ていきます。
違い② イヤーピースの構造と装着感

ZE8000 MK2とZE8000では、付属する専用イヤーピースの構造が異なります。この違いは、装着時の安定感や遮音性、長時間使ったときの快適さに影響します。
どちらも耳に触れる部分をシリコンで覆った専用設計のイヤーピースを採用しており、サイズはSS / S / M / L / LLの5サイズ展開です。基本的な装着感はやさしく、耳への負担を抑えた設計になっています。
ZE8000 MK2:シールドフィン付き「TYPE T」
ZE8000 MK2には、シールドフィン付き専用イヤーピース「TYPE T」が付属します。イヤーピースの外側に2枚のフィンが付いており、耳のくぼみに引っかかることでイヤホン本体をしっかり支える構造です。
このフィンによって耳との隙間が減り、遮音性が安定しやすく、歩いているときでもズレにくいのが特徴です。ノイズキャンセリングの効きも安定しやすく、静かな状態を保ちやすくなります。
外出先での使用が多い方や、完全ワイヤレスが外れやすかった経験がある方 には、安心感のある装着感です。
ZE8000:フィンなしの「TYPE Q」
ZE8000には、フィンのない専用イヤーピース「TYPE Q」が付属します。形状は比較的シンプルで、耳への当たりがやわらかく、圧迫感を感じにくいのが特徴です。
装着の安定感は十分ですが、耳の形によってはZE8000 MK2ほどガッチリ固定されない場合もあります。その分、着け外しがしやすく、軽い付け心地を好む方には向いています。
装着感の違いはどう選ぶ?
遮音性や安定感を重視したい方、歩きながらや移動中に使うことが多い方は、ZE8000 MK2のTYPE Tが向いています。
一方で、室内中心でゆったり使いたい方や、耳への圧迫感が少ない方が好みの方には、ZE8000のTYPE Qでも十分に快適です。
イヤーピースは音の聴こえ方にも影響するため、自分の使い方や装着の好みに合わせて選ぶことが、満足度を高めるポイントになります。
次のセクションでは、音質面の中核となる8K SOUNDのチューニングと最大音量の違いについて詳しく解説します。
違い③ 8K SOUNDのチューニングと最大音量

ZE8000 MK2とZE8000は、どちらも「8K SOUND」という音質コンセプトを採用していますが、音のチューニングと音量の余裕に違いがあります。
8K SOUNDとはどんな音?
8K SOUNDは、特定の音域を強調するのではなく、音楽に含まれる細かな情報をできるだけそのまま描き出すことを目指した音作りです。ボーカルの息づかいや、楽器の余韻、音が消えていく瞬間まで丁寧に表現するのが特徴です。
そのため、派手さよりも見通しの良さや自然さを重視した音で、長時間聴いても疲れにくい傾向があります。
ZE8000 MK2:SN比向上で、より静かで細かい音まで
ZE8000 MK2では、内部のアンプや信号処理が見直され、SN比(信号とノイズの比)が向上しています。SN比が高いほど、音楽に対するノイズが少なくなり、静かな部分の表現がよりクリアになります。
その結果、小さな音量でも音の情報量を保ちやすいのが特徴です。クラシックやアコースティック、映画音楽など、音の強弱が大きい楽曲では、違いを感じやすくなります。
最大音量 約+5dBの意味
ZE8000 MK2は、ZE8000と比べて最大音量が約5dB高く設定されています。dBは音の大きさを表す単位で、約3dBの差でも体感的に違いが分かる程度とされています。
この差は、常に大音量で聴くためというよりも、騒がしい環境で「もう少しだけ音量が欲しい」と感じたときの余裕につながります。
ZE8000:初代8K SOUNDでも十分高精細
ZE8000も初代8K SOUNDチューニングを採用しており、ワイヤレスイヤホンとしては非常に解像度の高い音を楽しめます。音の輪郭がはっきりしており、ポップスやロックでもバランス良く聴ける設計です。
ただし、静かな音の描写や音量の余裕という点では、ZE8000 MK2と比べると控えめになります。
どんな音楽を聴く人に向いている?
音量をあまり上げずに、細かなニュアンスまでじっくり聴きたい方 や、クラシック・映画音楽をよく聴く方にはZE8000 MK2が向いています。
一方で、ポップスやロック中心で、初代8K SOUNDの世界をコストを抑えて楽しみたい方には、ZE8000でも十分に満足できるでしょう。
次のセクションでは、見た目や選択肢に関わるカラーバリエーションの違いについて解説します。
違い④ カラーバリエーション

ZE8000 MK2とZE8000のもうひとつの分かりやすい違いが、カラーバリエーションです。音質や機能とは直接関係しませんが、毎日使うアイテムだからこそ、見た目や色の好みも大切なポイントになります。
ZE8000 MK2はブラックのみ
ZE8000 MK2はブラック1色のみの展開です。本体・充電ケースともにマットな質感で、全体的に落ち着いた印象にまとめられています。
棒状ハウジングの下部には斜線のデザインが入っており、ケース側にも同じモチーフが使われています。色数を絞ることで、音質や機能面を重視したストイックなフラッグシップという雰囲気が強いモデルです。
色選びで迷いたくない方や、シンプルで大人っぽいデザインが好みの方 には、ZE8000 MK2が向いています。
ZE8000はブラックとホワイトの2色展開
ZE8000はブラックとホワイトの2色から選べます。本体とケースの色が統一されており、どちらもすっきりとしたデザインです。
ホワイトは、耳元の存在感を軽く見せたい方や、白系のスマートフォン・PCと合わせたい方に人気があります。ブラックは定番カラーで、服装や持ち物を選ばず使いやすいのが特徴です。
音質だけでなく、見た目にもこだわりたい方にとっては、カラーを選べる点がZE8000の魅力と言えるでしょう。
色の違いで音は変わる?
カラーバリエーションによって音質や性能が変わることはありません。あくまで好みや使うシーンに合わせて選ぶポイントになります。
次のセクションでは、ここまで紹介した違いを一覧表でひと目比較し、全体像を整理していきます。
一覧表でひと目比較

ここまで、ZE8000 MK2とZE8000の違いを項目ごとに見てきました。ここでは、それらを一覧表にまとめ、全体像を分かりやすく整理します。
| 項目 | ZE8000 MK2 | ZE8000 |
|---|---|---|
| 発売日 | 2023年11月17日 | 2022年12月16日 |
| ノイズコントロールと遮音性能 | ◎ アルゴリズム改良で遮音性向上 ノイズコントロールOFFを選択可能 |
◯ ノイズキャンセリング+4モード搭載 OFFモードの公式記載なし |
| イヤーピース | ◎ TYPE T(シールドフィン付き) 安定感と遮音性を重視 |
TYPE Q(フィンなし) やわらかく軽い装着感 |
| 8K SOUNDのチューニング | ◎ SN比向上で細部まで聴き取りやすい | 初代8K SOUNDチューニング |
| 最大音量 | ◎ 初代比 約+5dB | 標準的 |
| カラーバリエーション | ブラックのみ | ブラック/ホワイト |
| Bluetooth | Bluetooth 5.2 | Bluetooth 5.2 |
| 対応コーデック | SBC / AAC / aptX / aptX Adaptive | SBC / AAC / aptX / aptX Adaptive |
| 防水性能 | IPX4 | IPX4 |
| バッテリー(イヤホン単体) | 最大 約5時間 | 最大 約5時間 |
| バッテリー(ケース込み) | 最大 約15時間 | 最大 約15時間 |
このように、基本的な使い勝手や対応機能はほぼ同じで、違いは主に遮音性・装着感・音の余裕・カラーに集約されます。
次のセクションでは、この比較を踏まえて、「結局どちらを選べばいいのか」をタイプ別に整理していきます。
おすすめはどちら?

\ 音質重視で選ぶなら /
ここまで、ZE8000 MK2とZE8000の違いを見てきました。どちらも音質重視の完全ワイヤレスですが、重視するポイントによっておすすめは変わります。
ZE8000 MK2がおすすめな人
- 電車や街中など、騒がしい場所で使うことが多い
- 音量を上げすぎずに、細かな音まで聴き取りたい
- ノイズコントロールOFFを含めて、音の処理を使い分けたい
- 歩きながらでも外れにくい、安定した装着感を重視したい
ZE8000 MK2は、遮音性や音の静けさが強化されており、環境に左右されずに音楽に集中したい方に向いたモデルです。価格は高めですが、その分「使う場所を選ばない安心感」があります。
ZE8000がおすすめな人
- 主に室内や静かな環境で音楽を楽しむ
- ブラックだけでなく、ホワイトも含めて色を選びたい
- 初代8K SOUNDの音を、できるだけ価格を抑えて体験したい
- ノイズキャンセリングはほどほどで十分
ZE8000は、価格と音質のバランスが良く、静かな場所でじっくり聴く使い方に向いています。型落ちモデルですが、音の解像感は今でも高水準です。
価格差は何に使われている?
2つのモデルには価格差がありますが、その主な理由は次の点にあります。
- 遮音性の向上(アルゴリズムと内部構造の改良)
- イヤーピースの違い(シールドフィン付きTYPE T)
- 音の余裕(SN比向上と最大音量アップ)
「静かさ」と「小音量でも情報量を保つ音」 に価値を感じるかどうかが、価格差に納得できるかの分かれ目になります。
ジャンル別おすすめ
- クラシック・映画音楽・アコースティック:ZE8000 MK2
(静かな部分の表現や余韻が分かりやすい) - ポップス・ロック:ZE8000でも十分
(解像感が高く、バランスの良い音)
次のセクションでは、ZE8000は今買っても後悔しないのかという点について、もう少し掘り下げて解説します。
ZE8000は今買っても後悔しない?

「ZE8000は型落ちモデルだけど、今買っても大丈夫?」と不安に感じる方もいるかもしれません。結論から言うと、使い方と期待値が合っていれば、今でも後悔しにくいモデルです。
発売年が古くても問題ない理由
ZE8000は2022年発売ですが、Bluetooth 5.2やaptX Adaptive対応、専用アプリ対応など、現在でも主流の仕様をしっかり押さえています。
スマートフォンやPCとの接続性、操作性、アプリの対応状況など、日常的な使い勝手の面で「古さ」を感じる場面はほとんどありません。
音質は今でも通用する?
ZE8000は初代8K SOUNDチューニングを採用しており、音の解像感やバランスの良さは、今でも十分に高水準です。特に、静かな環境でじっくり聴く使い方では、音質面で大きな不満が出にくいモデルと言えます。
「ワイヤレスでも音を丁寧に聴きたい」 という目的であれば、ZE8000は今でもその期待に応えてくれます。
どんな人なら後悔しにくい?
- 主に室内や静かな場所で使う
- ノイズキャンセリングの強さより音のバランスを重視する
- 価格を抑えつつ、フラッグシップクラスの音を体験したい
こうした条件に当てはまる方であれば、ZE8000はコストパフォーマンスの高い選択になります。
次のセクションでは、2つのモデルに共通する機能や使い勝手について整理していきます。
共通の機能と使い勝手

ZE8000 MK2とZE8000は、世代や細かな改良点こそ異なりますが、基本となる機能や使い勝手は共通しています。ここでは、どちらを選んでも変わらないポイントを確認しておきましょう。
8K SOUNDの共通点
両モデルとも、「8K SOUND」という音質コンセプトを採用しています。これは、特定の音域を強調するのではなく、音楽全体のバランスと細かなニュアンスを大切にした音作りです。
楽器の重なりやボーカルの息づかいが分かりやすく、音の情報量が多いのに聴き疲れしにくい点が共通した特徴です。長時間音楽を聴く方にも向いています。
アクティブノイズキャンセリングと4つのモード
どちらのモデルもアクティブノイズキャンセリングを搭載し、周囲の騒音を抑えて音楽に集中しやすくします。加えて、次の4つのノイズコントロールモードを選べます。
- ノイズキャンセリングモード
- ウインドカットモード
- ながら聴きモード
- ボイススルーモード
通勤中や屋外、会話が必要な場面など、シーンに応じて使い分けられる点は、両モデルに共通する便利なポイントです。
final CONNECTアプリとPROイコライザー
ZE8000 MK2とZE8000は、どちらも専用アプリ「final CONNECT」に対応しています。アプリを使うことで、音質や使い勝手を自分好みに調整できます。
- PROイコライザーによる細かな音質調整
- 8K SOUND+の切り替え
- ボリュームステップの最適化
- マルチポイント接続の設定
特にPROイコライザーは、一般的なイコライザーよりも調整幅が広く、自分の好みや音楽ジャンルに合わせた音作りがしやすい設計です。
IPX4防水とバッテリー性能
両モデルともIPX4の防水性能を備えており、汗や小雨程度であれば問題なく使えます。通勤・通学や軽い運動時にも使いやすい仕様です。
バッテリー性能も共通で、イヤホン単体で最大約5時間、充電ケース込みで最大約15時間の再生に対応します。日常使いであれば、バッテリー不足を感じにくい設計です。
このように、ZE8000 MK2とZE8000は基本機能や使い勝手の完成度がどちらも高いため、最終的な選択は「遮音性・装着感・音の余裕・価格や色」といった違いに注目すると判断しやすくなります。
次のセクションでは、購入前に気になりやすい疑問をまとめたよくある質問(FAQ)を紹介します。
ZE8000 MK2とZE8000でよくある質問(FAQ)
ここでは、ZE8000 MK2とZE8000について、購入前によく聞かれる疑問をまとめました。細かい仕様よりも、実際の使い心地が分かる内容を中心に解説します。
音の違いは初心者でも分かりますか?
環境や聴く音楽にもよりますが、静かな場所では大きな差を感じにくい場合もあります。ただし、電車内など周囲が騒がしい環境や、音量を抑えて聴く場面では、ZE8000 MK2の方が音の細かさや静けさを感じやすい傾向があります。
ノイズキャンセリングの体感差は大きい?
ZE8000 MK2は遮音性が強化されているため、低音の環境ノイズ(電車・車の走行音など)がより小さく感じられます。一方、ZE8000も日常使いとしては十分な性能があり、静かな環境中心であれば大きな不満は出にくいでしょう。
iPhoneとAndroidで違いは出ますか?
どちらのモデルもiPhone・Androidの両方で問題なく使えます。aptX Adaptiveに対応しているため、Androidではコーデックの恩恵を受けやすい一方、iPhoneでも音のバランスや解像感が大きく崩れることはありません。
長時間つけていて耳は疲れませんか?
どちらも耳当たりを重視した設計で、長時間でも比較的疲れにくいモデルです。ただし、ZE8000 MK2はフィン付きイヤーピースのため、耳の形によっては少ししっかりした装着感に感じることがあります。圧迫感が苦手な方は、サイズ調整がポイントになります。
どちらを選んでも失敗しませんか?
使う環境と重視するポイントが合っていれば、どちらを選んでも大きな失敗にはなりにくいモデルです。
騒がしい場所でも音に集中したいならZE8000 MK2、静かな場所で価格と音質のバランスを重視するならZE8000 という考え方で選ぶと、後悔しにくくなります。
次のセクションでは、記事全体を振り返りながら、最終的な選び方のまとめをお伝えします。
まとめ|どちらを選べば後悔しないか
ZE8000 MK2とZE8000は、どちらも「8K SOUND」をコンセプトにした、音質重視の完全ワイヤレスイヤホンです。Bluetooth 5.2やaptX Adaptive対応、IPX4防水、専用アプリ対応など、基本性能は共通しており、どちらを選んでもワイヤレスとしての完成度は高いモデルです。
両モデルの主な違いは、次の4点に集約されます。
- ノイズコントロールと遮音性能
- イヤーピースの構造と装着感
- 8K SOUNDのチューニングと最大音量
- カラーバリエーション
騒がしい場所でも静かに音楽を楽しみたい、音量を上げずに細かなニュアンスまで聴きたい という方には、遮音性や音の余裕が強化されたZE8000 MK2が向いています。
一方で、静かな室内でじっくり音楽を楽しみたい方や、カラーを選びたい・価格を抑えたい方には、ZE8000がバランスの良い選択です。型落ちモデルではありますが、音質面で大きく見劣りすることはありません。
購入時は、
- どれくらい騒がしい場所で使うか
- 色の選択肢を重視するか
- クラシックや生音など、細かな音をどこまで聴きたいか
といったポイントを整理すると、自分に合ったモデルを選びやすくなります。
どちらも、ワイヤレスでありながら音の情報量や自然な広がりを大切にしたイヤホンです。自分の使い方に合った一台を選び、毎日の音楽時間をより心地よいものにしてみてください。